Archive for the ‘中国語を話す’ Category

日本人は外国語が苦手な人が多いですよね。 そのため外国人とのコミュニケーションを避ける傾向にあります。 外国人が近づいて来たら、話しかけられないように逃げてしまうとか。 しかし、自分が外国で生活する場合は、そうは言っていられません。

外国に住んでいれば、自然に外国語が話せるようになると思っている 人もいるかも知れませんが、自然に話せるようには、絶対なりません。 何年住んでいても、まったく話せない人は存在します。

自分から積極的に外国人に(正確には、この場合は自分が外国人ですが) 話しかける人だけが、外国語を話せるようになります。

外国語を話すのに、文法はあまり気にする必要はありません。 単語の順番が違っても通じるものです。 文法よりも、一番重要なのは発音だと思います。

しかし、ネイティブではない私たちに、完璧な発音を覚えるのは、ほぼ無理なのではないでしょうか。

不完全な発音で相手に伝えるためのコツがあります。それは、 「出来るだけ文章で話す」ということです。 単語だけでは、例え正しい発音であったとしても、通じない場合があります。

例えば(変な例えですが)、もしも外国人が「ミソ!ミソ!」と話しかけてきたとしたら、あなたは何と返事していいか分かりませんよね?

しかし、もしも外国人が「ミソ、ドコ、ウリマシタ」と言ったとしたら、 「きっとこの人はお味噌を買いたいのだろう」と解釈し、 「あの角のスーパーに売っていますよ」などと教えてあげられますよね。

文章にすれば、文法や発音に難があっても、聞き手が補正して解釈してくれるものです。

ですから、堂々と話しかければいいのです。 語録が少なくても問題ありません。知っている単語だけを使い倒し、 身振り手振りを加えて、伝えようと努力してください。 恥ずかしがる必要はありません。「外国人だから話せないのは当たり前」ぐらいの気持ちでいればいいのです。 相手もそう思っています。

中国語の場合も、正しい発音が出来る日本人は、ほとんどいませんが、 中国人に通じる言葉を話せる日本人は結構多いです。 通じればいいんです。学問として学ぶわけではないですから。

しかも、中国語の場合は漢字が使えるので、「筆談」するという手もあります。 これは旅行者や短期出張の人にはオススメします。

中国で使われる漢字は「簡体字」と呼ばれる簡略化した漢字ですが、 一応学校では漢字の歴史を学習することになっているので、日本の漢字も ある程度は理解してくれます。

余談ですが、私の母と嫁の母は、どちらも母国語しか話せませんが、 コミュニケーションがとれます。筆談ではありません。 私の母が日本語で話しかけると、それに対して中国語で返事を返すというぐあいなのですが、そばで聞いていると、なかなか面白いです。 時々ちぐはぐな答えをすることもありますが、おおむね意味が通じているのです。不思議です。

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