中国暮らしも９年目

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先日、「チャイナプラス2011・第25回中国国際プラスチック・ゴム工業見本市」 という展示会を見学するため、１泊２日で広州へ行ってきました。

１日目は、朝８時に家を出発し、早めに上海虹橋空港へ到着、時間通りに搭乗開始したのにも係らず、管制のトラブルか何かで、１時間飛行機の中で待機させられた後、離陸しました。

広州白雲空港に到着した後、タクシーで移動し、まずホテルにチェックインすることにしました。

しかし・・・、予約してあったのにも係らず、部屋がない？

結局、予約してあった部屋よりグレードを落として、何とか部屋を確保できました。

４つ星ホテルと聞いていたのですが、看板に偽りありの小さなホテルでした。 サービスも設備的にも４つ星には程遠いです。

ホテルから会場まではタクシーで１０分かからないで着きました。 インターネットで予約してあったので、入場料は無料でした。

展示会の内容はタイトルの通りですが、ペットボトルの製造設備や、 下水管に使うような、大きなプラスチック管の製造設備、 それと、多数個取りの大型金型などが展示されていました。

一方、家庭用品の成型のデモも行っていたので、いくつかサンプルをもらって来ました。

会場は５時までなので、当日はあまり見る時間はありませんでした。

会場の外に出ると、路上で小学生らしき男の子が、ピンクチラシ（日本でよく電話ボックスに貼ってあるようなやつです）を配っていました。もちろん中国でもそんなことをさせてはいけないはずです。（チラシの内容自体が違法ですが）

帰りのタクシーを拾おうとしたところ、空車がたくさん走っているにも係らず、１台も止まってくれません。展示会会場の前ですから、たくさんの人がタクシーを拾おうとしているのですが、誰も乗せてもらえません。もしかして停車禁止の場所なのか？と思い、少し歩いて見たり、道路の反対側に行って見たりもしましたが同じです。徐行しているタクシーに走り寄り、声をかけても無視されてしまうのです。乗せない理由も教えてもらえません。

しかし、ホテルの無料送迎バスがあると聞いていたので、ホテルに電話して確認したのですが、ホテル側の説明がちんぷんかんぷんでわかりません。「もう会場の前に停まっている」と言うのですが、どこに停まっているのか、どんな色でどのくらいの大きさのバスなのかを明解に教えてもらえず（ホテルの人も知らないようでした）、結局見つけることができませんでした。

（ちなみに、タクシーに声をかけたのも、ホテルに電話したのも、一緒に行った中国人ですので、言葉の問題ではありません。）

そうこうするうち、１時間が経過していました。これはもうだめだと思い、ホテルまで一本道なので、諦めて歩いて帰ろうということになり、歩き出して１０分くらい経った頃に、ようやく１台のタクシーが停まってくれました。急いで乗り込み、運転手さんに「いやあ、助かったよ。全然タクシーが停まってくれなくて。どうして停まってくれないのかな？」などとと話しかけたのですが、「ん」と言うだけで答えが返ってきません。まったく誰も彼も態度がよくありません。

「まったく南方はダメだ！」とか言いながらホテルに入り、フロントの人に聞いてみると、 「おそらく、勤務交代の時間なので、帰りを急いでいたのでしょう。」とのこと。 サービス業がそんなんでいいのか？と怒りしきり。

ホテルの部屋に入り、シャワーを浴びたところ、周期的にシャワーが熱くなったり、冷たくなったりします。どこが４つ星か。

また、ホテルに備え付けの歯ブラシの品質が悪く、２回使っただけでこのようになってしまいました。いくら使い捨てとはいえ・・・。

２日目、朝はゆっくり飲茶をいただき、そのあと展示会場へ。

飛行機の時間があるので、午後１時に会場を後にしました。

今度はちゃんとタクシーが停まってくれましたよ。

帰りの飛行機も３０分ほど遅れましたが、トラブルもなく、無事家に着くことができました。