日本人はお風呂好きな国民ですから、中国にいると欲求不満になります。

中国人はお風呂(湯船)につかる習慣が無く、したがって一般家庭ではシャワーしかない家がほとんどです。そのシャワーも水圧・水量が少なく、チョロチョロしか出ない所も多いです。(香港やマカオは別)

でもお風呂屋さんはあるのです。「洗浴」とか「桑納(サウナ)」と言います。SPAみたいなものです。入口でタオルをもらい、中に入ると大浴場があり、サウナも付いています。場所によってはジャグジーもあります。使い捨ての歯ブラシとかヒゲソリとかが用意されています。

しかし、ここの欠点というか欠陥は、浴槽のお湯が循環していないこと!浄化していません!!雑菌の温床です!!!ですからお湯には浸からないほうが健康のためなのです。

 このサウナでのオススメは、「垢すり」です。これは本当におすすめです。初めて行った時、背中から大量の垢が出て、びっくりしました。垢すりのお兄さんが「ほらこんなに出たよ」って消しゴムのカスを丸めたようなものを見せてくれました。それが自分の体から出たものだとは到底信じられません。中国人に「日本人って以外に不潔だな」って思われたかも知れません…。

ただ、この垢すりにも一つ問題があります。それは、垢すりのお兄さん(20~30才くらい)にオ○ン○ンやタマ○マを触られることです。本当に隅々まで垢すりしてくれるのです。

 

大浴場の2階か3階には休憩・娯楽スペースがあります。小さなベッド又はリクライニングチェアーみたいなものがずらっと並んでおり、テレビが設置してあったり、演芸場があったりします。無名の芸人がコントや漫才をやっているわけです。

この場所で足裏マッサージを受けることができます。お店によっては無料で食事が出来るところもあります。 また、個室も用意されていますので、個室内で各種マッサージを受けることができます。

そして…、××なサービスもあったりします。それが目的で来る人が多いので、お客は圧倒的に男性が多いです。(きれいな浴場ならば女性客もいますし、子供連れで来ている人もいます)

 

 この「お風呂屋さん」は24時間営業で、時間制限もありませんので、休日などは昼間から何時間もここで時間をつぶす人がけっこういます。そのまま宿泊することも可能です。

休憩・娯楽スペースで宿泊すれば追加料金も取らない店が多いです。 個室で宿泊した場合は別途料金がかかりますが、ホテルに泊まるよりは安いので、深夜まで残業して家に帰れなくなった人がホテル代わりに利用する場合もあるのです。

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