5月6日に、福島原発周辺の放射能汚染度の調査報告、 「文部科学省及び米国エネルギー省航空機による航空機モニタリング結果」が公表されましたが、意外に話題になっていないようなので、書くことにしました。

この報告によると、福島原発が放出した放射線の累積値は、すでにチェルノブイリを大きく上回っています。

例えば、チェルノブイリの最大汚染レベルは1平方m当たり380万ベクレルなのに対し、福島第一は推定2000万ベクレルとのことです。

チェルノブイリの汚染ラインがおよそ300kmなので、福島の場合は、それ以上になるのは間違いありません。これほどひどく汚染されていることは、おそらく、かなり前から分かっていたことだと思いますが、日本でこれほど広い範囲の住民を避難させることは、現実的に無理なので、隠していたのでしょう。

福島市などは、殺人的な汚染レベルです。すでに福島県の多くの人たちが、かつて広島に原爆が投下された後の、二次被曝者たちとソックリの症状(原因不明の下痢など)を発症してるそうです。

今回の調査では、原発から80km圏内の調査しか行われていませんが、かなり汚染されていることが分かったため、第2次調査として、100km圏内までモニタリングするそうです。

この調査報告については、「キッコのブログ」でより詳しく解説されています。

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